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介護・福祉資格ガイド

社会福祉士

■ 社会福祉士とはこんな資格です

社会福祉士は、精神保健福祉士、介護福祉士と並ぶ福祉の国家資格(通称:三福祉士)のひとつで、ソーシャルワーカーの国家資格であり、福祉に関わる公的(任用)資格(社会福祉主事任用資格や介護支援専門員など)、民間資格(福祉住環境コーディネーターなど)を含めて全資格の中で最上位資格にあたります。

社会福祉士は社会福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、身体上若しくは精神上の障害があること又は環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導、福祉サービスを提供する者又は医師その他の保健医療サービスを提供する者その他の関係者との連絡及び調整その他の援助を行うことを業とする者という定義があります(社会福祉士及び介護福祉士法第二条第一項)。

■ 社会福祉士の資格はこうして取得します

社会福祉士となるには、次の手続が必要です。

  1. ①「社会福祉士国家試験」に合格する。
    (毎年1回、1月に財団法人社会福祉振興・試験センターが実施)
  2. ②「社会福祉士」の登録をする。

ただし、①の受験には一定の要件を満たす受験資格が必要です。詳細は、財団法人社会福祉振興・試験センターのサイトで確認できます。

http://www.sssc.or.jp/

社会福祉士はこんな活躍をしています

社会福祉士は、こんな場所で活躍しています。

都道府県庁や市区役所 公的機関において、地域住民のための福祉相談窓口となるほか、福祉サービスの企画や実施に携わります。
社会福祉協議会 都道府県や市町村単位で設置されており、地域の社会福祉に関する調査、企画、連絡調整および助成、普及・宣伝等の活動にあたります。
社会福祉施設 施設で生活する高齢者や障害者等の生活一般に関わる相談、連絡調整を行う生活相談員や生活指導員として活躍するほか、寮母、施設長、医療・精神科ソーシャルワーカーなどの活動を行います。
児童福祉施設 児童相談所、児童養護施設、母子生活支援施設、児童自立支援施設等の福祉施設において、児童指導員として相談を受けたり、他の専門家と連携を取るなどして自立を支援したりします。
保険医療機関 病院、診療所、保健所等の医療機関では、医療ソーシャルワーカーとして、患者や家族が抱える問題の相談にのったり、社会復帰へのお手伝いをしたりします。

社会福祉士はこんな仕事をしています

社会福祉士は、社会福祉サービスを必要とする人々が、信頼し安心して相談や助言・指導を受けられる専門家として活動しています。

利用者様の生活と権利を守り、自立を支援するために相談を受け、関係するほかの専門職と連携・調整をし、利用者様の最善の利益の実現を目指します。同時に、これらのケース記録の記入や社会福祉施設の管理業務や、地域福祉計画の策定など、仕事の範囲は非常に幅広いものとなっています。

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